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第1回開催時(平成22年)
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2012年02月23日(木)
第二回 四国地カクテル「バトルロイヤル」 IN 阿波池田 四国酒まつり 2012年

今年の、一番はうちくや。うちじゃ。わしのところじゃ。おらんくぜよ。
お国自慢のカクテルで4県対抗戦
第二回四国地カクテルバトルロイヤル

「池田町四国酒まつり」・・・にどうせいくならこっちも取材をお願い




下記のメニューをクリック!!!
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 /地カクテルとは?/ 「バトルロイヤル」参加カクテル/ 阿波池田 第13回四国酒まつり

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■地カクテルとは?

□定義   
地カクテルとは世界で初めて四国発の取り組みであり
・「県産米使用の当該県の地酒」をベースにすること
・伊予柑・深層水・すだち・うどん出汁等 各県の特産品のみを使用する事 (季節の旬の素材でも通年の素材でも可)
一つ一つを命名し広くレシピを公開する。版権の独占や格付けは一切行わない。委員会に届け出さえして頂ければ(おいしいまずいに関わらず)、規格を満たしているものすべてを「○○地カクテル」として登録しみなさんで自由にお使いいただく。レシピ公開に関してはメディア及びホームページにて行う。

□趣旨  
“ふるさとのお酒で” “ふるさとの食材をもとに” “ふるさとのプロがつくり” “ふるさとの人が選ぶ” ふるさとのためのカクテルいわゆる「地カクテル」で四国四県が対決します。奥ゆかしい県、わがままな県と4県の地カクテルを比べることで県民性までわかります。

□目的    
@「地方発」で和+和=洋 地方×地方=世界 の新しい飲料トレンドを発信し、各地域のコラボレーションの新しい試みとする
A従来ばらばらに発信していた地域の料飲業、農業、酒造業がひとつになって地場産品PRに協力する


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■第2回 四国 地カクテル「バトルロイヤル」in阿波池田 四国酒まつり


第2回 四国 地カクテル「バトルロイヤル」
〜一番は「うちくや」「うちじゃ」「わしのところじゃ」「おらんくぜよ」
お国自慢製のカクテルで四国4県対抗戦〜

□日時   
 平成24年2月25日土曜日 11時〜12時 
□場所   
 徳島県三好市池田町マチ2476 三好市中央公民館
 「第13回四国酒まつり」会場内特設ブースにて
(第11回四国酒祭りにおいて第1回バトルロイヤルを開催 優勝は愛媛県 )
第1回「四国地カクテルバトルロイヤル奮戦記」

□主催   
 香川県酒造組合 徳島県酒造組合 愛媛県酒造組合 高知県酒造組合  
 (社)日本バーテンダー協会香川支部 同徳島支部 同松山支部 同高知支部
□運営   
 讃岐地カクテルコンペ運営委員会 阿波地カクテルコンペ運営委員会
 伊予地カクテルコンペ運営委員会 土佐地カクテルコンペ運営委員会
□方式
 会場にて参加者100名に各県1種類のカクテル(一人30t×4杯)を試飲提供 採点アンケートを頂き、地方の偏差を加え最多得点のカクテルと県をその場で表彰式を行う。
□表彰
 優勝杯を県代表に贈呈、優勝県は向こう一年間それを保持する。負けた県の関係者は一年間は世界中のいかなる場所にいようとも優勝県の方角に足を向けて寝ないこととする。

■参戦カクテル一覧
県名
愛称
概要
レシピ

愛媛代表
(第1回優勝県)

愛の海
(Sea of love)

愛媛県は北に瀬戸内海、西に宇和海を擁する海王国。時には優しく時には厳しく県民を見守る豊穣の海。実り豊かな山々から望む鮮やかな緑色の海を、生産量ダントツ日本一の愛媛産キウイを使って表現しました。昇りくる陽光をイメージしたレインボーキウイには、愛媛からの日本復興の願いが込められています。

清酒華姫桜純米酒40ml
愛媛ヘイワードキウイのジュース40ml 
愛媛産ビワのはちみつ 20ml 
愛媛岩城島産レモンジュース1tsp   
材料をシェイクしてグラスに注ぎ愛媛レインボーキウイのスライスを飾る

試合直前県別インプレッション本音モード
  原価の馬鹿高いゴージャス・カクテルで前回優勝をさらった愛媛県らしい総花的カクテル。今回も自称優勝候補。しかし最後に何の臆面もなく「日本復興」の大それたキーワードまで持ってくると言う、相変わらずの愛媛県らしい優等生ぶりっこモードも絶好調。反面、「日本のために」と耳触りの良い言葉を並べながら、海に山に陽光に・・・と「世界は我がため(だけ)にある」と実は心の底では思っている愛媛県人気質がちらちらと妖しい光を放つカクテルである。
選手
「カフェバー・レオン」(新居浜市) 喜久川道浩
香川代表
サヌキー・ウィ・ワ・サン・ボーン
香川県の温暖な気候に育まれ甘さ際立つキウイフルーツ。日本にキウイフルーツは15品種ありますが香川県はそのうち最多の4種を開発したキウイオリジナル先進地です。その代表格の香緑キウイは糖度が高く、香川の誇る和三盆との、豊かで優しく上品な甘さとの相性はピッタリ。酒米さぬきよいまいを醸した日本酒とまさに三位一体となりグラスの中でエメラルドの輝きを放ちます。わが香川・・・うしろから読んでもわが香川・・・の豊かな自然を閉じ込めた一杯です。
清酒川鶴さぬきよいまい30ml 
グレープフルーツジュース15ml 
香緑キウィフルーツ1個 
讃岐和三盆糖2tsp   
材料をミキサーにかけグラスに注ぎキウイのスライスを飾る
試合直前県別インプレッション本音モード  ネーミングセンスだけでは文句なく優勝であるものの、その実は小さじ二杯の和三盆よりも贅沢に丸々1個使われた高級キウィのバブリーカクテル。しかし愛媛県とキウィガチンコ四つ相撲となったばかりか、徳島県とも前回に続いて和三盆一本試合になってしまい、おまけに本来は何のわだかまりもない高知県とも「グレープフルーツ(これ香川県と関係ないやろ)」VS「柚子」という和洋柑橘対決を受けて立たれてしまうという、思わずがな全方向を敵に回してしまったまさにバトルロイヤルお手本の戦闘姿勢。常に物陰から漁夫の利だけを狙っている香川県人らしからぬ、真っ向勝負の潔い態度であると誉めたたえたい。・・・が、とりあえず全県から最初に袋だたきにされる可能性は大である。
選手 「カフェバー・ふくろう」(高松市)大澤洋仁   
「思い人」(高松市)長島香
徳島代表
阿波サンライズ
徳島県勝浦特産のみかんとスダチ、阿波和三盆を使って徳島紀伊水道の綺麗な朝やけをイメージしてつくりました。
清酒御殿桜純米吟醸30ml
徳島産フレッシュミカンジュース30ml  
阿波和三盆糖1tsp  
試合直前県別インプレッション本音モード  昨年の後出しじゃんけん掟破りの未知の産物使用で受けた良心の呵責にうずくのか?今回は打って変わってオーソドックスに攻めてきた徳島県。しかししょせんは「身体は四国・心は関西」という徳島らしく、何をやってくるかわからない不気味さ満点。一方、彼らの最大の敵は今回も「地元をあんまり応援しない」という逆ホームチーム・デシジョンである。(前回もアンケート最大の参加者割合を誇った徳島県民は故郷のカクテルには冷たかった)。それにしてもいくら味が良いからといっても「みかん」をみかん星人愛媛県の目前でしゃあしゃあと奇襲攻撃に使用するとは思いもかけなかった。世を照らすサンライズ(日の出)どころか、月のない夜には誰しも常に後ろを気にしながら歩かねばならない油断のならない徳島県のこれこそ面目躍如である。
選手
「バー・アルシェ」(徳島市)福家秀和
高知代表
健依別(たけよりわけ)
その昔、古事記に記された土佐は『健依別(たけよりわけ)』と称されました。健(たけだけしく)、依(よりすぐった)、別(険しい山が迫った土地)・・・まさに土佐の高知です。高知は日本酒、柚子、生姜、どれをとっても世界に誇れる名産地。その名産物を使って遥か旧き高知を表現しました。
司牡丹永田農法純米酒(高知県産米100%)40ml
司牡丹山柚子搾りゆずの酒10ml  
GTR27ミントリキュール3ml  
以上を軽くシェイクして、半分スノースタイル(塩をグラスの縁に塗る)にしたグラスに注ぐ。  
高知県産天日塩少々 
春野ハーベストの黄金ジンジャーエール30mlを加えてステーする。
試合直前県別インプレッション本音モード  季節外れの小夏(春の果実)を1ヶ月もかけて名もない民家の庭先から探し出して来て、イベント開始30分前から慌てて現場で刻み始めるという前回の無計画で無鉄砲なスタイルに懲りたのか、今回は生鮮材料はすべて排除している極端から極端へ走る高知県人らしいレシピ。3ml単位で綿密な計算の元に研究されつくした調理オペレーションの反面、カクテルの由来に怖れ多くも『古事記』を持ち出してくる「酒が入れば大言壮語を謳う」いごっそう気質はここでも全開モード。おそらく味のことよりも「いわれ」がでかければそれで良いのであろう。それにしても「一晩寝たら前夜にのたまわったことはすべて忘れている」高知男子のいい加減さがむしろ心配。綿密な調理プログラムよりも何よりも、まずは当日、遅刻をせずに来てほしいものである。
選手
「パール・バッフォーネ」(高知市)青野摩周

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2010年02月20日(土)
「第一回 四国地カクテルバトルロイヤル奮戦記 2010年」
「第一回 四国地カクテルバトルロイヤル奮戦記 2010年」


文責 H本のS藤


 午前9時、香川から阿波池田へと阿讃山脈を抜ける猪ノ鼻峠には前夜の雪が残っていた。
四国4県から参戦のバーテンダーさんや各県の委員である酒蔵当主の皆さん、足は大丈夫だろうか?と心配しながら、設営の先発隊として場所をお貸し頂ける『四国酒まつり』の池田町商工会館に到着。
開場30分前から並んでいる人混みをかき分けて機材を搬入する。

 10時半には設営もおわり、高知、愛媛と関係者が次々に到着。
11時からの開始に向けて順調にミキシングやシェイクが続く・・・と思いきや、高知代表が、いきなりバタバタと材料の「小夏」を刻み始めた。
なにやらあわただしそうやがあと30分しかないで。
今頃、そんなことしとって予定の200杯作れるん? 
汗を拭き拭きショウガをおろす手伝いをしている高知委員のT牡丹酒造の竹村社長「高知はフレッシュさで勝負じゃき。下拵えから現場でするぜよ。見よ!この情熱。」と雄叫びをあげる。熱意は認めるが、そんならそれで、あと1時間早く来るという計算がでけんのかい土佐人は。

と、今度は、まだ着いていない地元の徳島代表が行方不明であることが判明。
1時間前には材料を徳島県職員の方がわざわざ持参されている。
4国4県のみならず関西からもお越しになったテレビ局さんや新聞社さんのカメラの砲列もスタンバイ。
お客さんも既に並んでいる・・・のに一番大事な地元チームのコーナーが空っぽで連絡がつかない。
「どないなっとんじゃい徳島」と地元池田のI小町の中村社長の携帯に電話しようとしたときに、これまた11時開始なのに10時58分に到着するというたいへん几帳面な香川代表とともにこともなげに登場。当たり前のように準備を始める。
小学生は学校に近い奴ほどギリギリに来る。徳島県や香川県では大人になってもそうである上、開き直るので、なおタチが悪い。(笑)


現場風景(撮影 助役Mの携帯カメラ)

現場風景(撮影 助役Mの携帯カメラ)
 一斉取材も無事終わり、バトルロイヤルのスタート。
老若男女、各地からの酒まつり参加者が列をつくって次々に粛々と味を利く。
流石、酒好きの集まるイベントだと感心していたのは最初の30分だけ。
次の30分は審査参加者の列の中に「かなり赤い顔」がちらほらと混じるようになり最後の30分は千鳥足がめだつようになる。
メインイベントの『酒まつり』の方ですっかり出来上がってしまっているらしい。(^ ^;)






 1時間半で予定通りに終了。香川のK鶴酒造の川人社長が時間を気にしながら200枚弱のアンケートを集計。
この人は、2時間後から開始の岡山の西大寺裸祭りに参加する予定。
一日にバトルロイヤル二連チャンとは人生でもそうあるまい。ただし好きでやっとんのではないらしいが。

 回収されたアンケートの約2割が無効票。
およそ「ルーン文字」みたいでさっぱり判読できん票やら、投げやりに全作品に一位を入れている(しかも平仮名)票やら、「優勝 俺」というのもあったぞ。
つまりは酔っぱらいがあまりにも多かったということです。

当然地元が強いと思い、在住地記入のアンケートを使い、地域偏差を入れられるようにパソコンまで用意していたのだが、あにはからんや、「徳島県人は地元の代表には投票しない」という珍傾向が判明。
徳島県は皆さん奥ゆかしいのか?
それとも秘かに地元を良く思っていないのか? 
高知県人なんかは全員1位も2位も完璧に高知やで。丁寧に他の県のには「×」までいれとる奴までおるし。(笑)

 30分ほどで集計がまとまり、委員全員で結果数字確認の上、栄えある四国チャンピオンは愛媛県代表のイチゴカクテル『紅媛(べにひめ)』に決定。
薄氷の差で2位に高知のショウガのカクテル『乙女ねえやん』をかわした。
すかさず高知県委員から「なんかの間違いや。集計し直せ」とクレームがつくが、その手にいかにも自分で今書いたばかりの投票用紙2,3枚が握られているのを発見し、却下。

エントリーは8点。レシピはこちら

優勝した愛媛県代表カクテル『紅媛』(中央の赤) 左側は『坂の上の恋』
優勝した愛媛県代表カクテル『紅媛』(中央の赤) 左側は『坂の上の恋』

優勝した愛媛県代表カクテル『紅媛』(中央の赤) 左側は『坂の上の恋』

高知県 『風の龍馬』(中央背の高いグラス)と、惜しくも準優勝の『乙女ねえやん』(右端)
高知県 『風の龍馬』(中央背の高いグラス)と、惜しくも準優勝の『乙女ねえやん』(右端)

高知県 『風の龍馬』(中央背の高いグラス)と、惜しくも準優勝の『乙女ねえやん』(右端)

香川県 『タメイケバカーリ』(左側)と『キクチカンタービレ』(中央)
香川県 『タメイケバカーリ』(左側)と『キクチカンタービレ』(中央)

香川県 『タメイケバカーリ』(左側)と『キクチカンタービレ』(中央)

徳島県 『黄金の井戸』(左側)と『彩(いろどり))』徳島県らしくあざとく「器で勝負」したが
徳島県 『黄金の井戸』(左側)と『彩(いろどり))』徳島県らしくあざとく「器で勝負」したが

徳島県 『黄金の井戸』(左側)と『彩(いろどり))』徳島県らしくあざとく「器で勝負」したが


 会場中央で早速、表彰式。愛媛県代表のバーテンダー上田さんに賞状とカップのかわりの清酒の3斗瓶を贈呈。
愛媛の委員のY雀酒造の猪野社長は鼻高々。
自分ではなんにもしてないのに鼻高々。

『紅媛』の勝因は
・見かけがイチゴ色でおんなこども受け(いえいえ子供には飲ませていません)。確かに参加者の半数は女性だった。
・一杯にイチゴ3個を潰していれるという原価無視のゴージャスさ。今回の出品はすべて無料で飲んで頂いたが、値段をつけていたら結果は違っていたかも。
・バーテンダーの上田さんが男まえ。
等々、確かに女性票を老いも若きも確実に集めていました。
でも、結局は「酔っぱらい」の審査なので「いばるんじゃないぞ愛媛県。」
とは言うものの、最初のお約束通り、この一年間、我々関係者一同は世界中のどこにいようと愛媛県の方角には足を向けて寝ないことを誓います。おわり。


後日談
その夜、会場を提供して頂いた『池田町商工会議所青年部 四国酒まつり実行委員会』のメンバーさん達の打ち上げ反省会(の後、飲み会)に参加。
一緒に参加した四国JR高松駅のM助役は実はこのへんの出身。
あにはからんやメンバーさん達の中にも30年ぶりの同級生を数名発見、さらに何割かは身内の知り合い。
M助役、女性に囲まれてハーレム状態。
中締めのあと「飼い主が見つかったようなので置いて帰りますわ。どうか可愛がってやってください。」と先に失礼しようとしたら、「こんなもん置いていかれても邪魔になるから持って帰ってくれ。」と返品される。
さすが池田の人は役目を終えたあとの人間に対する切り替えが早い。(笑)

おまけ

女性キャスターのツッコミに、何にも悪いことはしてないのに思わず謝りそうにそうになっている愛媛代表

女性キャスターのツッコミに、何にも悪いことはしてないのに思わず謝りそうにそうになっている愛媛代表

まだまだ開票前なのに、それとなく表彰状を自県ブースに飾っていた高知代表

まだまだ開票前なのに、それとなく表彰状を自県ブースに飾っていた高知代表

報道関係の撮影会なのにあくまでも自社ブランドを目立たそうとする高知県委員の酒蔵社長

報道関係の撮影会なのにあくまでも自社ブランドを目立たそうとする高知県委員の酒蔵社長




2010年02月01日(月)
★地カクテルとは?★第1回四国地カクテル「バトルロイヤル」

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 /地カクテルとは?/ 「バトルロイヤル」&参加カクテル/ 阿波池田 第11回四国酒まつり

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■地カクテルとは?

□定義   
地カクテルとは世界で初めて四国発の取り組みであり
 ・ 当該県県内酒造の県産米使用の清酒をベースにすること
 ・ 各県の特産品のみを使用する事 (季節の旬の素材でも通年の素材でも可)
で定義されるカクテルで、「地ビール」や「地酒」と同様な意義の飲み物です。
愛称を命名し広くレシピを公開し、版権の独占や格付けは一切行いません。委員会に届け出さえして頂ければ、規格を満たしているものすべてを「地カクテル」として登録し、みなさんで自由にお使い頂きます。尚、レシピ公開に関しては公式HP上にて行います。

□趣旨  
“ふるさとのお酒で” “ふるさとの食材をもとに” “ふるさとのプロがつくる“ふるさとのためのカクテルいわゆる「地カクテル」で四国四県が対決します。奥ゆかしい県、わがままな県と4県の地カクテルを比べることで県民性までわかります。

□目的    
@「地方発」で和+和=洋 地方×地方=世界 の新しい飲料トレンドを発信し、各地域のコラボレーションの新しい試みとする
A地域の料飲業、農業、酒造業がひとつになって地場産品PRに協力する

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■第一回 四国 地カクテル「バトルロイヤル」in阿波池田 第11回四国酒まつり


第一回 地カクテル 四国バトルロイヤル
〜一番は「うちくや」「うちじゃ」「わしのところじゃ」「おらんくぜよ」
お国自慢製のカクテルで四国4県対抗戦〜

□日時   
 平成22年2月20日土曜日 11時〜13時 
□場所   
 徳島県三好市池田町マチ2191-1 阿波池田商工会議所3階ホール
 「第11回四国酒まつり」会場内特設ブースにて
□主催   
 香川県酒造組合 徳島県酒造組合 愛媛県酒造組合 高知県酒造組合  
 (社)日本バーテンダー協会香川支部 同徳島支部 同松山支部 同高知支部
□運営   
 讃岐地カクテルコンペ運営委員会 阿波地カクテルコンペ運営委員会
 伊予地カクテルコンペ運営委員会 土佐地カクテルコンペ運営委員会
□方式
 会場にて参加者200名に各県2種類のカクテル(一人30t 8杯)を試飲提供  採点アンケートを頂き、地方の偏差を加え最多得点のカクテルと県をその場で表彰式を行います。
□表彰
 優勝杯をつくり優勝県は向こう一年間それを保持します。
 負けた県の関係者は一年間は世界中のいかなる場所にいようとも
 優勝県の方角に足を向けて寝ないこととします。

■参戦カクテル一覧

県名
愛称
概要
レシピ
香川-@
タメイケバカーリ
高瀬茶でできたカクテル。
讃岐平野の田園風景の新緑をイメージし、同時に味でも「のどかさ」を表現する。
清酒川鶴さぬきよいまい 30ml

高瀬茶 30ml 

讃岐和三盆 1tsp
香川-A
キクチカンタービレ
香川産レモンの酸味を生かしたカクテル。
人が良くていざという時はキリッとする讃岐男の味。
清酒川鶴さぬきよいまい 30ml

讃岐産青レモンジュース 10ml

ホワイトキュラソー 20ml

讃岐和三盆 1tsp
試合直前県別インプレッション本音モード
 


県民一人当たり貯蓄額全国一をほこる堅実な香川県らしい、「地味」だけれども何杯もお代わりのできる味のバランスと、材料原価の安さからくるコストパフォーマンスの高さとを、兼ね備えるカクテル。
 他県に先駆けてお茶を使った点は2年前に一歩先んじてフライングした優位性を誇りたいがためか?他県でも特産品であるレモンで敢えて勝負してくるあたりははたまた余裕の現れか?それとももしかして「ほおっておいても、どうせ勝てる」と、ただのんびり構えているだけなのか?そうであれば、この分では道州制導入後での地盤沈下は目に見えている。ちなみにトライしようとした「うどん出汁」のカクテルは不味すぎておよそ飲用には適さなかった模様。
愛媛-@
坂の上の恋
伊予柑の風味がきいた甘みのバランスの良いカクテル。
カクテルの色もきれいに仕上がる。
清酒雪雀しずく媛(純米吟醸) 20ml 

伊予柑 60ml 

ミカンの蜂蜜 2tsp
愛媛-A
紅媛(べにひめ)
イチゴの紅ほっぺとポンカンが相性良くマッチしたカクテル。
このカクテルの色もきれい
清酒雪雀しずく媛(純米吟醸) 20ml 

紅ほっぺ(愛媛県産イチゴ )3個 

ポンカン 30ml 

シュガー 1tsp
試合直前県別インプレッション本音モード  何事にも優等生「的」でありたい愛媛県の誇るハイレベル完璧主義カクテル。
 伊予柑の方は「これを使わないと県におこられる・・・もとい愛媛といえばこれしかないでしょう。やっぱり」といった学級委員長的でコンサバティブな商品選定。片やイチゴの方は一杯にイチゴ3個とポンカンまでいれるという、ラウンジ大好き贅沢三昧の愛媛(特に松山)の面目躍如。
 両者とも味もさることながら「きれいな色」を強くアピールしているあたり、少しでも高そうに見えればというビジネス感覚を感じさせる一方、見栄っ張りで何かにつけやたらと女性の気を引きたがる愛媛県人の姿がなんでかしらん見え隠れしてしまうのは気のせいだろうか?
徳島-@
黄金の井戸
四国霊場3番札所金泉寺にある空海ゆかりの黄金の井戸。
美貌と長寿とを願った梅のカクテル
清酒今小町「穣(阿波山田錦  県産NK酵母使用)」 50ml

神山町梅シロップ 10ml

阿波和三盆 2tsp  

デコレーションにすだちピール
徳島-A
彩(いろどり)
上勝町で育った幻の柑橘果実「ゆこう」をメーンにおそらくは世界初の白味噌を使った幻のカクテル
清酒今小町「穣(阿波山田錦 県産NK酵母使用)」 50ml

ゆこう酢 20ml

県産白味噌大さじ 1杯

阿波和三盆小さじ 2杯
試合直前県別インプレッション本音モード  他県の動向を伺いながら最後の最後までリストを出し渋ったあげく、誰もが予想した「すだち」は申し訳程度に単に飾りに添えているだけだったという徳島県人らしい「あとだしじゃんけん」的秘密兵器。
 「名前の由来」や「コンセプト」を前面に押し出し敢えて内容には触れていない怪しい健康食品のような梅カクテルと、国内でも徳島県南部のみでしか栽培されていないという子泣き爺のような「幻のゆこう」を使った飲んでみなければ味の見当もつかないミステリアスなカクテルとで参戦。おまけに白味噌を使うというセオリー無視の反則技。
 なんにしても提出のタイミングといい掟破りの発想といい、まったく油断もスキもない「へらこい」徳島県民性を、語らずとも露呈している。
高知-@
風の龍馬
龍馬は風である。
土佐の海風のように爽やかな坂本龍馬をイメージした、圧倒的な爽やさが心地好いカクテル。
清酒司牡丹吟醸酒(高知県産米 県産酵母使用) 30ml  

小夏の生搾りジュー 30ml  

小夏の皮(親指の爪程度)  

海洋深層水の塩(ソルティドッグ風に使用)
高知-A
乙女ねえやん
龍馬に対しては、土佐のショウガのようにピリッと辛口だった乙女ねえやん。
しかし本当は純米酒のように暖かみのある、とても優しい女性なのです。
清酒司牡丹純米酒(高知県産米使用) 60ml

ショウガのシロップ 15ml

柚子(1滴)

ショウガのスライス(1片)
試合直前県別インプレッション本音モード  本事業の企画段階から、すっかり自分が優勝する(優勝した)つもりで臨んでいる高知の県民性まるだしのカクテル。
 季節外れの小夏(春の果実)を一ヶ月もかけて名もない民家の庭先から探し出してくるバイタリティーと、鰹タタキに使う地物の生姜をジンジャーという立派なツールに置き換えられる発想の柔軟性は「さながら龍馬そのもの」と褒めたたえたいが、惜しむらくは超アバウトな高知県人気質そのままに、夢とロマンに走りすぎておよそ何を言いたいのかがわからないカクテルの概要説明の曖昧さ。
 また、勝利に対する執念は他県の追随を許さない反面、尊皇攘夷からテロに走った土佐勤王党のように発展から暴走への可能性も十分に秘めた取り組み姿勢である。

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